毛穴対策のベースメーク方法

先日、店で

「毛穴を目立たなくさせたい!」

というお悩み相談があったので、毛穴対策のベースメークについて、今日はお話したいと思います。







世間には「毛穴を隠すベース」なども市販されてますので、あんまり気になる人はそういうのを使うのもあり!







でも、そういう市販品には旧表示指定成分なども使われていますので、Family Saltに相談に来てくださるような「お肌に優しいコスメで何とかしたい」方のために、

いつものアイテムをつかって、使い方・塗り方でちょっと違う!

という方法を伝授しちゃいますよ。




今までもこのブログではアイライン描き方など、同じアイテムを使っても使い方一つで

仕上がりが違う。

描きやすさが違う。

というお話をしてきましたが、そのベースバージョンです。







まず、化粧下地や日焼けどめなどのベースですが、塗りすぎない!!

量はごく少量で、それを手早く伸ばします。

その時になるべく「下から上」に向かって伸ばすように心がけてみてください。




リキッドファンデやBBクリームも同様です。







その後の白粉やパウダリーファンデは大きめのパフを使って、これも「下から上」に持ち上げるように押さえます。





こんな感じです。







気になる小鼻や鼻筋も「下から上」です。










私はお客さんから「毛穴が無い!!」(実際にはもちろんあります)と、言われることが多いので、わかりにくいですが、ビフォアー・アフター。






ちなみにこれはビフォアーがすっぴんで、アフターは下地と白粉のみですので、寄って撮影したから、ソバカスが目立つのはご容赦願います。









全てを「下から上」に塗ることで、毛穴の中にもベースや白粉が埋め込まれるので、補正されます。




イメージは道路の穴ぼこにアスファルトを埋め込むような感じなんですけど、毛穴の場合、目立つとは言え穴は小さく、肌の構造上下に向かってるんです。




だからまっすぐ塗りこむより「下から上」塗り込んだ方が、毛穴に入り込んでくれます。










「毛穴にベースやらファンデやら白粉が入ったら、それが角栓にならないの?」

という心配は毎日しっかりクレンジングをしている人は心配ご無用です。




「石鹸で落ちます」というベースメークなら、しっかり洗顔すれば、ちゃんと落ちますよ。










大人になって毛穴が気になるという方の多くは

「若い頃にクレンジングと洗顔のW洗顔を怠っていた」

「昔はしょっちゅう顔を洗わずに寝ていた」

「若い頃から毛穴がずーっと気になる」

という、若気の至りというパターンの

「丸型毛穴タイプさん」







乾燥と重力に逆らえずに、若い頃は肌がキレイと言われていたのに、ある程度の年齢になってから毛穴が気になりだした

「しずく型毛穴タイプさん」




の2パターンに分かれます。







どちらのタイプも「下から上」のベースメーク方法で、いつもお使いの物でも仕上がりの毛穴カバー力は変わってきますので、まずはお手持ちの物でチャレンジしてみてくださいね。